「熱中症」

この単語を聞くと「夏」を思い出してしまうのは私だけではないはずです。

炎天下の中、汗水垂らしながら白球を追った青春時代、出来る事ならばあの頃に戻りたい……そんな今日この頃です。

 

 

 

 

冗談はさて置きまして、「夏」に恐いと思われがちな熱中症ですが…………実は高齢者においては「冬の熱中症」に注意が必要です!原因としては以下のものがありますので、皆様で協力して予防していきましょう!

①高齢者:年齢を重ねるにつれて感覚の低下(表在感覚や温痛覚等)や自律神経の乱れによって発汗しにくく、また発汗量も減ってしまうとされています。人間は発汗することや皮膚の血流量を増やすことで熱を体外へ逃がして体温調節を行っており、高齢者はその両方の反応が弱くなってしまう為、体内に熱が籠りやすく、所謂「うつ熱・こもり熱」という状態になりやすいとされています。

②水分不足:冬場は暑い時期に比べて、水分補給の回数は少なくなりがちだと思います。しかし、冬場の暖房の効いた室内では空気が乾燥しており、身体から水分が失われやすい状態になっています。また炬燵の使用等もあると、より水分が失われやすい状態となってしまいます。そこで大切なのは、しっかりと「水分補給」を行うことです。高齢者は感覚の低下から喉の渇きを感じにくくなっており、認知面の低下により水分補給の有無について忘れてしまう等、意識的に水分補給を促していく必要があります。

 

上記のもの以外にも自律神経系疾患(パーキンソン病等)や泌尿器疾患(糖尿病等)、服薬状況などの背景により、ご利用者様毎に気を付ける必要のある点が多くあるとされます。特に冬場は感染性胃腸炎やノロウイルスなどの感染症が流行する為、感染時には下痢や嘔吐の症状がみられ、その際にも水分補給が大切とされています。また脱水が疑われる場合は、電解質と糖分を含む経口補水液または薄めたスポーツドリンクなどが良いとされています。

 

最近では、冬の脱水や熱中症に対しての呼びかけも増えてきておりますが、当HPを閲覧していただけ方のうち、1人でも多くの方が再度、「冬の熱中症」に対して意識を持っていただけると嬉しく思います。